Raspberry Pi3【IPアドレス固定化】 [Raspberry Pi]
Raspberry Piをリモートデスクトップ接続できるようにしたのですが、
#Raspberry Pi3【初期設定⑧】リモート接続OK・・・xdrp 接続
Raspberry PiのIPアドレスの設定はデフォルトでDHCPとなっています。そのため、都度、IPアドレスが変わってしまう可能性があります。
これではリモート(デスクトップ)接続の際に、”IPアドレスは何だろう?”と調べるのは手間です。
なので、”IPアドレスを固定にしてしまいましょう”ということになります。
ネットワークは有線LANと無線LANの両方ありますので、2つとも固定化したいと思います。
【動的IPと固定IPの混在】
自宅でのインターネット構築では、1台のルータがDHCPサーバを兼ねていることが多いと思います。
設定もだいたいデフォルトで使うでしょうから、基本的にはネットワークアドレス全体においてDHCPサーバから動的にIPアドレスが割り当てられる状態だと思います。
DHCPサーバからの動的IPアドレスと手動設定の固定IPアドレスを混在するにどうしたらよいでしょうか。。。
簡単に言うと”ネットワークアドレスの範囲を2つの領域に分けてしまおう!”、ということになります。
・DHCPサーバから動的IPアドレスが割り当てられる範囲
・手動で固定IPアドレスを割り当てる範囲
例えば、サブネットマスク/24のネットワークでは、253個のIPアドレスを割り当てることができますが、
・2~100(99個):動的IPを割り当てる範囲
・101~254(154個):固定IPアドレスを割り当てる範囲
というように分割してしまえばいいわけです。
この辺りの分割の個数は、何を何台繋げるかによって変わってきますし、DHCPの設定の仕方もルータ(DHCPサーバ)の機器によって違うと思いますので、取扱説明書を参照して設定してみてください。
【dhcpcd設定ファイルの編集】
テキストエディタで、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバアドレスを追記します。
interface eth0(又はwlan0)
static ip_address=[設定したい固定IPアドレス]/24
static routers=[デフォルトゲートウェイのIPアドレス]
static domain_name_servers=[DNSサーバーのIPアドレス]
$sudo nano /etc/dhcpcd.conf
interface eth0
static ip_address=192.168.x.xx/24
static routers=192.168.x.x
static domain_name_servers=192.168.x.x
interface wlan0
static ip_address=192.168.x.xx/24
static routers=192.168.x.x
static domain_name_servers=192.168.x.x
【ネットワーク・インターフェースを再起動】
$sudo ifconfig eth0 down
$sudo ifconfig eth0 up
$sudo ifconfig wlan0 down
$sudo ifconfig wlan0 up
【設定反映の確認】
デスクトップ画面最上部のツールバーの右側にネットワークアイコンがあります。
アイコンにマウスを当て、右クリックで「Wireless & Wired Network Setting」を表示させます。
プルダウンを利用して
Confingue:interface eth0/wlan0
を表示させて、
IPv4 Address:
Router:
DNS Servers:
に先ほど設定したアドレス値が反映されていればOKです。
なお、最初のDHCPの場合には、
Automatically configure empty options のチェックボックスにチェックが入っており、アドレスのボックスは空欄になっています。
#Raspberry Pi3【初期設定⑧】リモート接続OK・・・xdrp 接続
Raspberry PiのIPアドレスの設定はデフォルトでDHCPとなっています。そのため、都度、IPアドレスが変わってしまう可能性があります。
これではリモート(デスクトップ)接続の際に、”IPアドレスは何だろう?”と調べるのは手間です。
なので、”IPアドレスを固定にしてしまいましょう”ということになります。
ネットワークは有線LANと無線LANの両方ありますので、2つとも固定化したいと思います。
【動的IPと固定IPの混在】
自宅でのインターネット構築では、1台のルータがDHCPサーバを兼ねていることが多いと思います。
設定もだいたいデフォルトで使うでしょうから、基本的にはネットワークアドレス全体においてDHCPサーバから動的にIPアドレスが割り当てられる状態だと思います。
DHCPサーバからの動的IPアドレスと手動設定の固定IPアドレスを混在するにどうしたらよいでしょうか。。。
簡単に言うと”ネットワークアドレスの範囲を2つの領域に分けてしまおう!”、ということになります。
・DHCPサーバから動的IPアドレスが割り当てられる範囲
・手動で固定IPアドレスを割り当てる範囲
例えば、サブネットマスク/24のネットワークでは、253個のIPアドレスを割り当てることができますが、
・2~100(99個):動的IPを割り当てる範囲
・101~254(154個):固定IPアドレスを割り当てる範囲
というように分割してしまえばいいわけです。
この辺りの分割の個数は、何を何台繋げるかによって変わってきますし、DHCPの設定の仕方もルータ(DHCPサーバ)の機器によって違うと思いますので、取扱説明書を参照して設定してみてください。
【dhcpcd設定ファイルの編集】
テキストエディタで、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバアドレスを追記します。
interface eth0(又はwlan0)
static ip_address=[設定したい固定IPアドレス]/24
static routers=[デフォルトゲートウェイのIPアドレス]
static domain_name_servers=[DNSサーバーのIPアドレス]
$sudo nano /etc/dhcpcd.conf
interface eth0
static ip_address=192.168.x.xx/24
static routers=192.168.x.x
static domain_name_servers=192.168.x.x
interface wlan0
static ip_address=192.168.x.xx/24
static routers=192.168.x.x
static domain_name_servers=192.168.x.x
【ネットワーク・インターフェースを再起動】
$sudo ifconfig eth0 down
$sudo ifconfig eth0 up
$sudo ifconfig wlan0 down
$sudo ifconfig wlan0 up
【設定反映の確認】
デスクトップ画面最上部のツールバーの右側にネットワークアイコンがあります。
アイコンにマウスを当て、右クリックで「Wireless & Wired Network Setting」を表示させます。
プルダウンを利用して
Confingue:interface eth0/wlan0
を表示させて、
IPv4 Address:
Router:
DNS Servers:
に先ほど設定したアドレス値が反映されていればOKです。
なお、最初のDHCPの場合には、
Automatically configure empty options のチェックボックスにチェックが入っており、アドレスのボックスは空欄になっています。
Raspberry Pi3【日本語環境の整備】 [Raspberry Pi]
次に日本語環境を整備します。
これも前回とほぼ同じなのですが、
#Raspberry Pi3【初期設定①】環境設定と日本語環境の整備
日本語入力ソフトとしてFcitx-Mozc(ファイティクス-モズク)を採用してみたいと思います。
#前回がIbus-Mozcだったので、変えてみようというノリです。なので使ってみて使い勝手が悪そうであれば、Ibus-Mozcにこっそり変更しているかもしれません。。。
【日本語フォントのインストール】
日本語フォントを選択
fonts-takao
fonts-ipafont-gothic
fonts-ipafont-mincho
fonts-noto
前回同様に、Notoを選択
①Mune >設定 >Add / Remove Software
②notoで検索 >「metapackage to pull Note fonts」をチェック(選択する)
③Applyでインストール (複数のパッケージをチェックして一括インストールできる)
rootを選択してパスワードを入力してインストール
【日本語入力ソフトのインストール】
GUI画面で「Add / Remove Software」からインストールできると思いますが、それも前回やったので、今回はコマンドベースでインストールしてみます。
まず、パッケージリストを最新にします。
$ sudo apt-get update
パッケージリストを最新にしたら、fcitx-mozcパッケージをインストールします。
$ sudo apt-get install fcitx-mozc
インストールが完了したら、再起動します。
【Fcitx設定】
Mune >設定 >Fcitx設定 で”入力メソッドの設定”の画面が出てきます。
「全体の設定」タブでホットキーとして”入力メソッドのオンオフを何で行うのか、という設定がありますが、最初から
Ctrl+Space
Zenkakuhankaku
が設定されています。私は以前よりCtrl+Spaceを使っているので、特に変更の必要がなかったです。
【日本語と英語の切り替え】
日本語と英語の切り替えはCtrl+Spaceで切り替えます。
Text Editorテキストエディタを立ち上げて、日本語と英語の切り替えと日本語入力ができればOKです。
これも前回とほぼ同じなのですが、
#Raspberry Pi3【初期設定①】環境設定と日本語環境の整備
日本語入力ソフトとしてFcitx-Mozc(ファイティクス-モズク)を採用してみたいと思います。
#前回がIbus-Mozcだったので、変えてみようというノリです。なので使ってみて使い勝手が悪そうであれば、Ibus-Mozcにこっそり変更しているかもしれません。。。
【日本語フォントのインストール】
日本語フォントを選択
fonts-takao
fonts-ipafont-gothic
fonts-ipafont-mincho
fonts-noto
前回同様に、Notoを選択
①Mune >設定 >Add / Remove Software
②notoで検索 >「metapackage to pull Note fonts」をチェック(選択する)
③Applyでインストール (複数のパッケージをチェックして一括インストールできる)
rootを選択してパスワードを入力してインストール
【日本語入力ソフトのインストール】
GUI画面で「Add / Remove Software」からインストールできると思いますが、それも前回やったので、今回はコマンドベースでインストールしてみます。
まず、パッケージリストを最新にします。
$ sudo apt-get update
パッケージリストを最新にしたら、fcitx-mozcパッケージをインストールします。
$ sudo apt-get install fcitx-mozc
インストールが完了したら、再起動します。
【Fcitx設定】
Mune >設定 >Fcitx設定 で”入力メソッドの設定”の画面が出てきます。
「全体の設定」タブでホットキーとして”入力メソッドのオンオフを何で行うのか、という設定がありますが、最初から
Ctrl+Space
Zenkakuhankaku
が設定されています。私は以前よりCtrl+Spaceを使っているので、特に変更の必要がなかったです。
【日本語と英語の切り替え】
日本語と英語の切り替えはCtrl+Spaceで切り替えます。
Text Editorテキストエディタを立ち上げて、日本語と英語の切り替えと日本語入力ができればOKです。
Raspberry Pi3【セキュリティ対策】パスワード変更/ユーザ追加 [Raspberry Pi]
過去記事を参考に、パスワード変更/ユーザ追加とpiユーザをsudoグループから削除して、セキュリティ対策をしていきます。
#Raspberry Pi3【初期設定②】パスワード変更/ユーザ追加
===================================
【rootパスワード設定】
①ラズパイの端末を開く
②rootユーザのパスワードを設定
$sudo passwd root
新しい UNIX パスワード入力してください:****
新しい UNIX パスワード再入力してください:****
passwd: パスワードは正しく更新されました
③ ②で設定したパスワードでログインできるか確認
su - :/root配下でrootになる
su root :そのディレクトリでrootになる
④rootユーザをログアウト
exit
【ユーザ追加作業】
①新しく「hoge」というユーザを追加
$sudo adduser hoge
ユーザ ’hoge’を追加しています...
新しいグループ ’hoge’(1001)を追加しています...
新しいユーザ ’hoge’(1001)をグループ ’hoge’として追加しています...
ホームディレクトリ ' /home/hoge'を作成しています...
' /etc/skel'からファイルをコピーしています...
新しい UNIX パスワード入力してください:****
新しい UNIX パスワード再入力してください:****
passwd: パスワードは正しく更新されました
hogeのユーザ情報を更新中
新しい値を入力してください。標準設定値を使うならリターンを押してください
フルネーム[ ]:
部屋番号[ ]:
職場電話番号[ ]:
自宅電話番号[ ]:
その他[ ]:
以上で正しいですか?[Y/n] →Y
②追加したユーザ(hoge)をsudoグループを追加
デフォルトでsudoグループがsudoerになっているのでグループを追加するだけでOK
$sudo gpasswd -a hoge sudo
ユーザ ’hoge’をグループ sudo に追加
【piユーザをsudoグループから外す】
piユーザはRaspberry Piのデフォルトユーザでありパスワードも含めて幅広く公開されていることから、このままの状態ではセキュリティの脆弱ポイントとなってしまいます。
そのためパスワード変更とsudoグループから外します。
①piユーザのパスワードを変更
$sudo passwd pi
新しい UNIX パスワード入力してください:****
新しい UNIX パスワード再入力してください:****
passwd: パスワードは正しく更新されました
②piユーザをsudoグループから外す
$sudo gpasswd -d pi sudo
ユーザ ’pi’をグループ sudo から削除
③「/etc/sudoers」を編集 nanoコマンドで「sudors」を開く
$sudo nano /etc/sudoers
④piユーザはパスワードなしのsudo権限がある
下記の行を「#」でコメントアウトしてsudoersから除外する
/etc/sudoers
#pi ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
⇒自分の設定ファイルにはもともとなかったので、特に実施していません。
【piユーザの自動ログイン無効化】
起動時にpiユーザで自動ログインしてしまうので、無効化します。
①「/etc/lightdm/lightdm.conf」を編集 nanoコマンドで「lightdm.conf」を開く
$sudo nano /etc/lightdm/lightdm.conf
②下記の行を「#」でコメントアウトしてpiユーザの自動ログインを無効化する
#autologin - user = pi
ここでリブートして再ログインしたときにpiユーザで自動ログインされないことを確認できましたが、ネットで気になる記載があったので、念のため追加でやっておきます。
①「etc/systemd/system/autologin@.service」を編集 nanoコマンドで「autologin@.service」を開く
$sudo nano /etc/systemd/system/autologin@.service
②下記の行を「#」でコメントアウト
# ExecStart=-/sbin/agetty --autologin pi --noclear %I $TERM
#Raspberry Pi3【初期設定②】パスワード変更/ユーザ追加
===================================
【rootパスワード設定】
①ラズパイの端末を開く
②rootユーザのパスワードを設定
$sudo passwd root
新しい UNIX パスワード入力してください:****
新しい UNIX パスワード再入力してください:****
passwd: パスワードは正しく更新されました
③ ②で設定したパスワードでログインできるか確認
su - :/root配下でrootになる
su root :そのディレクトリでrootになる
④rootユーザをログアウト
exit
【ユーザ追加作業】
①新しく「hoge」というユーザを追加
$sudo adduser hoge
ユーザ ’hoge’を追加しています...
新しいグループ ’hoge’(1001)を追加しています...
新しいユーザ ’hoge’(1001)をグループ ’hoge’として追加しています...
ホームディレクトリ ' /home/hoge'を作成しています...
' /etc/skel'からファイルをコピーしています...
新しい UNIX パスワード入力してください:****
新しい UNIX パスワード再入力してください:****
passwd: パスワードは正しく更新されました
hogeのユーザ情報を更新中
新しい値を入力してください。標準設定値を使うならリターンを押してください
フルネーム[ ]:
部屋番号[ ]:
職場電話番号[ ]:
自宅電話番号[ ]:
その他[ ]:
以上で正しいですか?[Y/n] →Y
②追加したユーザ(hoge)をsudoグループを追加
デフォルトでsudoグループがsudoerになっているのでグループを追加するだけでOK
$sudo gpasswd -a hoge sudo
ユーザ ’hoge’をグループ sudo に追加
【piユーザをsudoグループから外す】
piユーザはRaspberry Piのデフォルトユーザでありパスワードも含めて幅広く公開されていることから、このままの状態ではセキュリティの脆弱ポイントとなってしまいます。
そのためパスワード変更とsudoグループから外します。
①piユーザのパスワードを変更
$sudo passwd pi
新しい UNIX パスワード入力してください:****
新しい UNIX パスワード再入力してください:****
passwd: パスワードは正しく更新されました
②piユーザをsudoグループから外す
$sudo gpasswd -d pi sudo
ユーザ ’pi’をグループ sudo から削除
⇒自分の設定ファイルにはもともとなかったので、特に実施していません。
【piユーザの自動ログイン無効化】
起動時にpiユーザで自動ログインしてしまうので、無効化します。
①「/etc/lightdm/lightdm.conf」を編集 nanoコマンドで「lightdm.conf」を開く
$sudo nano /etc/lightdm/lightdm.conf
②下記の行を「#」でコメントアウトしてpiユーザの自動ログインを無効化する
#autologin - user = pi
ここでリブートして再ログインしたときにpiユーザで自動ログインされないことを確認できましたが、ネットで気になる記載があったので、念のため追加でやっておきます。
①「etc/systemd/system/autologin@.service」を編集 nanoコマンドで「autologin@.service」を開く
$sudo nano /etc/systemd/system/autologin@.service
②下記の行を「#」でコメントアウト
# ExecStart=-/sbin/agetty --autologin pi --noclear %I $TERM
Raspberry Pi3【OSインストール】Raspberry Pi OSダウンロード~Raspberry Piの起動 [Raspberry Pi]
【Raspberry Pi OSダウンロード】
3年前にRaspberry Pi3(MODEL B)に『Raspbian(ラズビアン)』をインストールして起動しましたね。
あれからもう3年ですかー、早いですね。。。
正直、その後あまり活用方法もなく、コロンっと机の端で埃を被っていたPi3ですが、この度、再起動させたいと思います。
と、思ったところでいろいろと変わっていました。
すでにPi4は発売され、OSも『Raspberry Pi OS』と名称が変わっていました。。。
RaspberryPiのサイトからRaspberry Pi OSをダウンロードします。
https://www.raspberrypi.org/
Raspberry Pi OS(以前はRaspbianと呼ばれていました)は、公式にサポートされているオペレーティングシステムです。
※英語サイトですが、google翻訳で表示しています。
画面にあるように、Raspberry Pi Imagerを使用してRaspberryPiOSをインストールします。
最初に、Raspberry Pi Imagerをダウンロードします。私はWindowsを使っているので、Windows版をダウンロードします。
これまでのNOOBS v2.4.5(2017.11.29)では1.5GBのファイルサイズがあり、ダウンロードにもそれなりの時間がかかっていましたが、imager_1.5(2020.12.29)では20MB弱なのですぐにダウンロードできます。
【Raspberry Pi Imager】
では、やってみましょう。
Raspberry Pi ImagerをPCにインストールします。インストール先は選択できないようです。
①microSDカードをPCに接続して、Raspberry Pi Imagerを実行します。
②OSを選択します。
③microSDカードを選択します。
④microSDカードに書き込みます。
大体15分弱くらいで、完了画面が出ました。
【Raspberry Piの起動】
①OSを書き込んだmicroSDカードをカードスロットに挿入
②キーボード、マウス、LANケーブル、HDMIケーブルをそれぞれ接続
③電源のUSBコネクタを挿して電源ONしてBoot up!
起動途中で、国別/言語、キーボード設定、パスワード変更等の作業がありますが、サクサクと進めます。もし不明点があればネット検索で多くの情報にヒットするので、そちらを参考にすれば難なく解決できると思います。
デフォルトユーザ"Pi"にて自動ログインでデスクトップ画面が立ち上がってきます。
【Tips】
Raspberry Piへ給電するUSBケーブルの件です。
手持ちのUSBケーブル(microUSB-USB)で、最初に写真の黒い方のケーブルを使っていたところ、Raspberry Piから低電圧状態のアラームが出ました。
・POWERLED(赤色)が点滅(消灯)する。
・デスクトップに低電圧状態のアラーム(雷マーク)が表示される。
リブートしてみても、起動途中に途中で落ちる?ようなことも起こり、動作が不安定でした。
初めは原因がよく分からなかったのですが、白い方のケーブルがあったのでそちらを試すと、今度はアラームも出ないで安定的に上がってきました。
おそらくケーブルの太さの違いによる電力供給の差だろうと思います。
黒い方は見た目でも白い方より細いので、電圧降下が大きく給電が間に合わなかったと思います。
どんな場合でも『電源ラインは太く短く』が基本です。
3年前にRaspberry Pi3(MODEL B)に『Raspbian(ラズビアン)』をインストールして起動しましたね。
あれからもう3年ですかー、早いですね。。。
正直、その後あまり活用方法もなく、コロンっと机の端で埃を被っていたPi3ですが、この度、再起動させたいと思います。
と、思ったところでいろいろと変わっていました。
すでにPi4は発売され、OSも『Raspberry Pi OS』と名称が変わっていました。。。
RaspberryPiのサイトからRaspberry Pi OSをダウンロードします。
https://www.raspberrypi.org/
Raspberry Pi OS(以前はRaspbianと呼ばれていました)は、公式にサポートされているオペレーティングシステムです。
※英語サイトですが、google翻訳で表示しています。
画面にあるように、Raspberry Pi Imagerを使用してRaspberryPiOSをインストールします。
最初に、Raspberry Pi Imagerをダウンロードします。私はWindowsを使っているので、Windows版をダウンロードします。
これまでのNOOBS v2.4.5(2017.11.29)では1.5GBのファイルサイズがあり、ダウンロードにもそれなりの時間がかかっていましたが、imager_1.5(2020.12.29)では20MB弱なのですぐにダウンロードできます。
【Raspberry Pi Imager】
では、やってみましょう。
Raspberry Pi ImagerをPCにインストールします。インストール先は選択できないようです。
①microSDカードをPCに接続して、Raspberry Pi Imagerを実行します。
②OSを選択します。
③microSDカードを選択します。
④microSDカードに書き込みます。
大体15分弱くらいで、完了画面が出ました。
【Raspberry Piの起動】
①OSを書き込んだmicroSDカードをカードスロットに挿入
②キーボード、マウス、LANケーブル、HDMIケーブルをそれぞれ接続
③電源のUSBコネクタを挿して電源ONしてBoot up!
起動途中で、国別/言語、キーボード設定、パスワード変更等の作業がありますが、サクサクと進めます。もし不明点があればネット検索で多くの情報にヒットするので、そちらを参考にすれば難なく解決できると思います。
デフォルトユーザ"Pi"にて自動ログインでデスクトップ画面が立ち上がってきます。
【Tips】
Raspberry Piへ給電するUSBケーブルの件です。
手持ちのUSBケーブル(microUSB-USB)で、最初に写真の黒い方のケーブルを使っていたところ、Raspberry Piから低電圧状態のアラームが出ました。
・POWERLED(赤色)が点滅(消灯)する。
・デスクトップに低電圧状態のアラーム(雷マーク)が表示される。
リブートしてみても、起動途中に途中で落ちる?ようなことも起こり、動作が不安定でした。
初めは原因がよく分からなかったのですが、白い方のケーブルがあったのでそちらを試すと、今度はアラームも出ないで安定的に上がってきました。
おそらくケーブルの太さの違いによる電力供給の差だろうと思います。
黒い方は見た目でも白い方より細いので、電圧降下が大きく給電が間に合わなかったと思います。
どんな場合でも『電源ラインは太く短く』が基本です。
Raspberry Pi3【初期設定⑧】リモート接続OK・・・xdrp 接続 [Raspberry Pi]
【xrdp】
RealVNCでのリモートデスクトップ接続がNGだったので、xrdpを使った接続を試してみます。
xrdpとRealVNCが競合するらしいのでRealVNCをアンインストールします。
$sudo apt-get -y purge realvnc-vnc-server
xrdpのインストール
$sudo apt-get update
$sudo apt-get -y install xrdp
Windows
スタート >リモートデスクトップ接続
セッションの認証画面でふつうにユーザ名とパスワードを入力。
ユーザ名: hoge
パスワード: *****
今度はバッチリ!です。
これでモニタケーブルからも解放されました(何もつながっていなくともちゃんと動いています)。
RealVNCでのリモートデスクトップ接続がNGだったので、xrdpを使った接続を試してみます。
xrdpとRealVNCが競合するらしいのでRealVNCをアンインストールします。
$sudo apt-get -y purge realvnc-vnc-server
xrdpのインストール
$sudo apt-get update
$sudo apt-get -y install xrdp
Windows
スタート >リモートデスクトップ接続
セッションの認証画面でふつうにユーザ名とパスワードを入力。
ユーザ名: hoge
パスワード: *****
今度はバッチリ!です。
これでモニタケーブルからも解放されました(何もつながっていなくともちゃんと動いています)。
Raspberry Pi3【初期設定⑦】リモート接続NG・・・RealVNC 接続 [Raspberry Pi]
【VNC】
SSHでCUIログインできるようになりましたが、VNCを使用しWindowsからGUI(リモートデスクトップ)で操作できるようにします。
Raspberry Pi3(厳密にはアプリとしてだが)には”RealVNC”がインストール済みらしいので今回はこれを使うことにします。
設定 >Raspberry Pi の設定
のインターフェイスタブで、VNCを「有効」に設定して再起動。
有効後に画面上部のタスクバーにアイコンが出るので、クリックすると設定情報が見られます。
ここに表示されたRaspberry PiのIPアドレスを入力します。
Windows
スタート >リモートデスクトップ接続
RealVNCでリモート接続するためには専用Viewerが必要らしく、Windowsのリモートデスクトップ接続では接続できないみたい。
Windows側で専用Viewerとかは利用したくないので、今回はRealVNCは使用しないことにします。
SSHでCUIログインできるようになりましたが、VNCを使用しWindowsからGUI(リモートデスクトップ)で操作できるようにします。
Raspberry Pi3(厳密にはアプリとしてだが)には”RealVNC”がインストール済みらしいので今回はこれを使うことにします。
設定 >Raspberry Pi の設定
のインターフェイスタブで、VNCを「有効」に設定して再起動。
有効後に画面上部のタスクバーにアイコンが出るので、クリックすると設定情報が見られます。
ここに表示されたRaspberry PiのIPアドレスを入力します。
Windows
スタート >リモートデスクトップ接続
RealVNCでリモート接続するためには専用Viewerが必要らしく、Windowsのリモートデスクトップ接続では接続できないみたい。
Windows側で専用Viewerとかは利用したくないので、今回はRealVNCは使用しないことにします。
Raspberry Pi3【初期設定⑥】SSH接続 [Raspberry Pi]
【SSH】
SSHを使用し、リモートでターミナルにログインできるようにします。
これが設定できると、Raspberry Piに直接キーボードを繋いでコマンドを打たなくて済みます。
設定 >Raspberry Pi の設定
のインターフェイスタブで、SSHを「有効」に設定して再起動します。
Window側にてTeraTermを立ち上げて、Raspberry PiのIPアドレスを入力。
※DHCPにてRaspberry PiのIPアドレスが固定化されていない場合、現在使われているIPアドレスを知る必要がありますが、画面上部のタスクバーにあるネットワークアイコンにマウスを重ねるとIPアドレスが表示されます。
SSH認証画面でふつうにユーザ名とパスワードを入力。
ユーザ名: hoge
パスワード: *****
SSHを使用し、リモートでターミナルにログインできるようにします。
これが設定できると、Raspberry Piに直接キーボードを繋いでコマンドを打たなくて済みます。
設定 >Raspberry Pi の設定
のインターフェイスタブで、SSHを「有効」に設定して再起動します。
Window側にてTeraTermを立ち上げて、Raspberry PiのIPアドレスを入力。
※DHCPにてRaspberry PiのIPアドレスが固定化されていない場合、現在使われているIPアドレスを知る必要がありますが、画面上部のタスクバーにあるネットワークアイコンにマウスを重ねるとIPアドレスが表示されます。
SSH認証画面でふつうにユーザ名とパスワードを入力。
ユーザ名: hoge
パスワード: *****
Raspberry Pi3【初期設定⑤】タッチパネルLCDモジュールの接続 [Raspberry Pi]
【タッチパネルLCDモジュール】
これまでRaspberry PiはPCモニタとHDMIケーブルで接続していましたが、机の周りでのケーブルの取り回しが雑になってきたので、Raspberry PiとLCDモジュールを接続させることにします。
今回、使用するLCDモジュールはこれ↓
aitendo タッチ付きHDMI入力液晶モニター [LCD7Pi]
http://www.aitendo.com/
今後のことを考慮してタッチパネル付きとして、かつディスプレイ代わりになるものを選定しました。
このモジュールは静電容量式タッチパネル付き7インチ液晶モニターユニットで、解像度は800x480、USBパワーということでモニタと接続するHDMIケーブルの他に電源用にUSBケーブルを接続する必要があります。
さっそく、とりあえずRaspberry PiとLCDモジュールを接続してみます。
も、解像度が合わずに撃沈。。。
ここで取扱説明書をひらく(笑)
取扱説明書によると、/boot/config.txtに設定を追加する必要があるため、rootになってconfigファイルのコピーを取ってから、下記を追記します。
max_usb_current=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=1
hdmi_mode=87
hdmi_cvt 800 640 60 6 0 0 0
一旦shutdownしてから、再度LCDモジュールを接続して起動させます。
今度はちゃんと映りました。
7インチの大きさがあるためディスプレイ代わりとして使うのに問題無いのですが、Raspberry Piの一体的に運用をしたい場合は3.5インチの同程度の大きさのLCDモジュールが使い易そうです。
これまでRaspberry PiはPCモニタとHDMIケーブルで接続していましたが、机の周りでのケーブルの取り回しが雑になってきたので、Raspberry PiとLCDモジュールを接続させることにします。
今回、使用するLCDモジュールはこれ↓
aitendo タッチ付きHDMI入力液晶モニター [LCD7Pi]
http://www.aitendo.com/
今後のことを考慮してタッチパネル付きとして、かつディスプレイ代わりになるものを選定しました。
このモジュールは静電容量式タッチパネル付き7インチ液晶モニターユニットで、解像度は800x480、USBパワーということでモニタと接続するHDMIケーブルの他に電源用にUSBケーブルを接続する必要があります。
さっそく、とりあえずRaspberry PiとLCDモジュールを接続してみます。
も、解像度が合わずに撃沈。。。
ここで取扱説明書をひらく(笑)
取扱説明書によると、/boot/config.txtに設定を追加する必要があるため、rootになってconfigファイルのコピーを取ってから、下記を追記します。
max_usb_current=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=1
hdmi_mode=87
hdmi_cvt 800 640 60 6 0 0 0
一旦shutdownしてから、再度LCDモジュールを接続して起動させます。
今度はちゃんと映りました。
7インチの大きさがあるためディスプレイ代わりとして使うのに問題無いのですが、Raspberry Piの一体的に運用をしたい場合は3.5インチの同程度の大きさのLCDモジュールが使い易そうです。
Raspberry Pi3【初期設定④】Bluetooth設定 [Raspberry Pi]
Raspberry Pi3【初期設定③】Wi-Fi設定 [Raspberry Pi]
【現在の設定の確認】
①設定ファイルの確認
設定ファイル:/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
$ sudo cat /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
ap_scan=1
update_config=1
②無線LANの確認
$ iwconfig wlan0
wlan0 IEEE 802.11 ESSID:off/any
Mode:Managed Access Point: Not-Associated Tx-Power=31 dBm
Retry short limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Power Management:on
【アクセスポイントの一覧の確認】
iwlist scan で アクセスポイントの一覧の確認。
$sudo iwlist wlan0 scan | grep ESSID
ESSID:"00268XXXXXXX"
ESSID:"00268XXXXXXX_2nd"
ESSID:"HUMAX-XXXXX"
ESSID:...
【接続情報の追記】
接続するアクセスポイントがリストに表示されていたら、wpa_passphrase コマンドで設定ファイルに接続情報を追記します。
$ sudo sh -c 'wpa_passphrase SSID名 SSIDのパスワード >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf'
【接続情報の平文パスワードの削除】
設定ファイルに書かれている平文のパスワードをテキストエディタで削除。
Raspbian の デフォルト・エディタ nano で 開く。
#psk="xxx" の 行を削除
保存 は ^O(Ctrl + O)で、終了 は ^X(Ctrl + X)
$ sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="aterm-xxxxxx-g"
#psk="----平文パスワード----" <- この行を削除
psk=b97exxxxb262xxxx4e36xxxx571dxxxx1cbfxxxx4c30xxxx47f2xxxx43e1xxxx
}
【ネットワーク・インターフェースを再起動】
$ sudo ifconfig wlan0 down
$ sudo ifconfig wlan0 up
⇒上手くいかなったので、rebootした。
$ iwconfig wlan0
wlan0 IEEE 802.11 ESSID:"aterm-xxxxxx-g"
Mode:Managed Frequency:2.4627 GHz Access Point: C0:25:XX:XX:XX:XX
Bit Rate=72.2 Mb/s Tx-Power=31 dBm
Retry short limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Power Management:off
Link Quality=70/70 Signal level=-38 dBm
Rx invalid nwid:0 Rx invalid crypt:0 Rx invalid frag:0
Tx excessive retries:35 Invalid misc:0 Missed beacon:0
これでLANケーブルから解放されました。
①設定ファイルの確認
設定ファイル:/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
$ sudo cat /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
ap_scan=1
update_config=1
②無線LANの確認
$ iwconfig wlan0
wlan0 IEEE 802.11 ESSID:off/any
Mode:Managed Access Point: Not-Associated Tx-Power=31 dBm
Retry short limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Power Management:on
【アクセスポイントの一覧の確認】
iwlist scan で アクセスポイントの一覧の確認。
$sudo iwlist wlan0 scan | grep ESSID
ESSID:"00268XXXXXXX"
ESSID:"00268XXXXXXX_2nd"
ESSID:"HUMAX-XXXXX"
ESSID:...
【接続情報の追記】
接続するアクセスポイントがリストに表示されていたら、wpa_passphrase コマンドで設定ファイルに接続情報を追記します。
$ sudo sh -c 'wpa_passphrase SSID名 SSIDのパスワード >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf'
【接続情報の平文パスワードの削除】
設定ファイルに書かれている平文のパスワードをテキストエディタで削除。
Raspbian の デフォルト・エディタ nano で 開く。
#psk="xxx" の 行を削除
保存 は ^O(Ctrl + O)で、終了 は ^X(Ctrl + X)
$ sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="aterm-xxxxxx-g"
#psk="----平文パスワード----" <- この行を削除
psk=b97exxxxb262xxxx4e36xxxx571dxxxx1cbfxxxx4c30xxxx47f2xxxx43e1xxxx
}
【ネットワーク・インターフェースを再起動】
$ sudo ifconfig wlan0 down
$ sudo ifconfig wlan0 up
$ iwconfig wlan0
wlan0 IEEE 802.11 ESSID:"aterm-xxxxxx-g"
Mode:Managed Frequency:2.4627 GHz Access Point: C0:25:XX:XX:XX:XX
Bit Rate=72.2 Mb/s Tx-Power=31 dBm
Retry short limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Power Management:off
Link Quality=70/70 Signal level=-38 dBm
Rx invalid nwid:0 Rx invalid crypt:0 Rx invalid frag:0
Tx excessive retries:35 Invalid misc:0 Missed beacon:0
これでLANケーブルから解放されました。