fusionPCBで基板を作ってみた [Gadget]
試作では、ユニバーサル基板に手配線をしていくのですが、だんだんそれも加齢とともに億劫になってくるわけです。。。
プリント基板の作製は、以前より興味はあって”いつか覚えないとなー”とは思っていたのですが、新しくCADソフトの使い方を覚えるのが難しそう。。。という理由で避けてきました。
今回、RC戦車2号機に向けてモータードライバを実装するにあたり、思い切ってチャレンジすることにしました。
【CADソフト】
「CADソフトに何を使うか?」これが一番悩みました。トラ技でも何度もKiCADの特集に目にしたこともあり、KiCADをインストールして少し触れてみました。
ネットでの情報もたくさんありそうですし、覚えればいろいろなことが出来そうだと思いましたが、よくよく考えてみると、そんなに複雑な回路基板を作ろうと思っているわけではないのですよね。せいぜい手配線が面倒だからきれいに楽をしたいという動機。配線チェックだってまだ目で追える程度のものですから、そんなに高機能なものは要らないのです。
しかもいくら高機能だからと言ってもお絵描きソフトで作ったものと、最終的にプリント基板の形になるゴールは同じわけです。
なので、今回採用したのが『PCBE』です。これは“高戸谷 隆 さん”がフリーで提供して頂いているCADソフトです。対応OSを見るとずいぶん古くからあるようです。
"https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/business/se056371.html"
プリント基板エディタ PCBE0.63.13
【基板製造メーカ】
これもネットでググれば、いくつもの会社がヒットしますが、やっぱり国内メーカは思い付きで頼めるお値段ではないです(10枚で最低2万円くらい)。
そうなると必然的に中国メーカしかないのですが、評判の良さそうな『fusionPCB』にしました。日本語のサイトもあり、日本向けにも力を入れていることが感じられてgood!です。
"https://www.fusionpcb.jp/"
【作製した基板】
今回作製した基板は、モータドライバTA7288Pを3つ実装した3chのモータドライバ基板です。
■回路図
■基板
タミヤのユニバーサルプレートの大きさに合わせて外寸60mm×60mmで、それぞれ四隅から5mmのところにM3ネジが入る大きさのφ3.2mmの穴を開けています。
PCBEで設計した後に、fusionPCBの発注サイトにてガーバーファイルをアップロード、ビューワーで確認した画面です。Top viewとBottom viewです。これを見ると”基板を設計したんだなー”と実感がわいてきます!
・Top view
・Bottom view
【Tips】 ちょっとしたノウハウをまとめます。
PCBEからガーバーファイルを出力する
fusionPCBのサイトに記載されている方法が一番簡単で、私もこのやり方でOKでした。
PCBEからガーバーファイルを出力する方法
"https://www.fusionpcb.jp/blog/?p=1094"
ただし、一か所変更したところがあります。
Step2と3の画面では部品面がA面となっているのですが、PCBEではデフォルトのレイヤーにて部品面はB面となっているため、部品面と半田面が逆になってしまいます。そのため、ラジオボタンで部品面をB面に変更しましょう。(ビューワーで確認した時に逆になっていることに気が付きました。)
お値段
たぶん、ここが気になるところだと思います。
fusionPCBでは、外寸100mm×100mmで10枚までは基板製造の基本料金は変わらないようです。
基板製造 :$4.90
送料 :$18.29
クーポン(値引):$5.00
-------------------------
合計 :$18.19(¥2,183 JPY)
初回割引クーポンを見つけましたので、早速使いました。ラッキーです!
送料込みで2,000円くらいで基板作製が出来るのであれば、手軽に利用出来ると思いました。
期間
11月27日に発注して、12月5日に手元に届きました。
途中、トラッキングで状況も確認できるので安心です。
パッキング
真空パックでピチッ!とパックされて、緩衝材入りの封筒に入って届きました。
非常に丁寧だと思います。
実物
後から見ると"こうしておけば良かったな。。。"と思うところはありますが、基板自体は非常にきれいに仕上がってきました。
感想
初めて基板作製をしてみました。簡単といえども初めて触れるCADソフトの操作も覚えないといけないし多少時間はかかったと思いますが、思ったよりスムーズに出来たと思いました。
fusionPCBもお値段手ごろで、きれいな基板ができたので良かったです。
プリント基板の作製は、以前より興味はあって”いつか覚えないとなー”とは思っていたのですが、新しくCADソフトの使い方を覚えるのが難しそう。。。という理由で避けてきました。
今回、RC戦車2号機に向けてモータードライバを実装するにあたり、思い切ってチャレンジすることにしました。
【CADソフト】
「CADソフトに何を使うか?」これが一番悩みました。トラ技でも何度もKiCADの特集に目にしたこともあり、KiCADをインストールして少し触れてみました。
ネットでの情報もたくさんありそうですし、覚えればいろいろなことが出来そうだと思いましたが、よくよく考えてみると、そんなに複雑な回路基板を作ろうと思っているわけではないのですよね。せいぜい手配線が面倒だからきれいに楽をしたいという動機。配線チェックだってまだ目で追える程度のものですから、そんなに高機能なものは要らないのです。
しかもいくら高機能だからと言ってもお絵描きソフトで作ったものと、最終的にプリント基板の形になるゴールは同じわけです。
なので、今回採用したのが『PCBE』です。これは“高戸谷 隆 さん”がフリーで提供して頂いているCADソフトです。対応OSを見るとずいぶん古くからあるようです。
"https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/business/se056371.html"
プリント基板エディタ PCBE0.63.13
【基板製造メーカ】
これもネットでググれば、いくつもの会社がヒットしますが、やっぱり国内メーカは思い付きで頼めるお値段ではないです(10枚で最低2万円くらい)。
そうなると必然的に中国メーカしかないのですが、評判の良さそうな『fusionPCB』にしました。日本語のサイトもあり、日本向けにも力を入れていることが感じられてgood!です。
"https://www.fusionpcb.jp/"
【作製した基板】
今回作製した基板は、モータドライバTA7288Pを3つ実装した3chのモータドライバ基板です。
■回路図
■基板
タミヤのユニバーサルプレートの大きさに合わせて外寸60mm×60mmで、それぞれ四隅から5mmのところにM3ネジが入る大きさのφ3.2mmの穴を開けています。
PCBEで設計した後に、fusionPCBの発注サイトにてガーバーファイルをアップロード、ビューワーで確認した画面です。Top viewとBottom viewです。これを見ると”基板を設計したんだなー”と実感がわいてきます!
・Top view
・Bottom view
【Tips】 ちょっとしたノウハウをまとめます。
PCBEからガーバーファイルを出力する
fusionPCBのサイトに記載されている方法が一番簡単で、私もこのやり方でOKでした。
PCBEからガーバーファイルを出力する方法
"https://www.fusionpcb.jp/blog/?p=1094"
ただし、一か所変更したところがあります。
Step2と3の画面では部品面がA面となっているのですが、PCBEではデフォルトのレイヤーにて部品面はB面となっているため、部品面と半田面が逆になってしまいます。そのため、ラジオボタンで部品面をB面に変更しましょう。(ビューワーで確認した時に逆になっていることに気が付きました。)
お値段
たぶん、ここが気になるところだと思います。
fusionPCBでは、外寸100mm×100mmで10枚までは基板製造の基本料金は変わらないようです。
基板製造 :$4.90
送料 :$18.29
クーポン(値引):$5.00
-------------------------
合計 :$18.19(¥2,183 JPY)
初回割引クーポンを見つけましたので、早速使いました。ラッキーです!
送料込みで2,000円くらいで基板作製が出来るのであれば、手軽に利用出来ると思いました。
期間
11月27日に発注して、12月5日に手元に届きました。
途中、トラッキングで状況も確認できるので安心です。
パッキング
真空パックでピチッ!とパックされて、緩衝材入りの封筒に入って届きました。
非常に丁寧だと思います。
実物
後から見ると"こうしておけば良かったな。。。"と思うところはありますが、基板自体は非常にきれいに仕上がってきました。
感想
初めて基板作製をしてみました。簡単といえども初めて触れるCADソフトの操作も覚えないといけないし多少時間はかかったと思いますが、思ったよりスムーズに出来たと思いました。
fusionPCBもお値段手ごろで、きれいな基板ができたので良かったです。